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【9割合格】HSK5級のレベルはどれくらい?合格のためにした勉強法

  
HSK5級
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【9割合格】HSK5級のレベルはどれくらい?合格のためにした勉強法

こんにちは、ユウカ ( @ebiko_chugokugo )です。

HSK4級に合格して5級の勉強してるけど難しそう。受かるか不安だな...
勢いでHSK5級申込んじゃったから、今から対策しないとやばい...

この記事では、私が実際に受験した経験を踏まえてHSK5級の対策方法についてお話ししていきます。

合計262点で9割合格できました1

企業ブログでは書きづらい細かい部分も書いているので、より学習のイメージが掴みやすくなると思います。

結論としては、HSK4級を8割 (240点) 以上で合格していれば、単語・作文対策をしっかりすることで合格を目指せるのではないかなと感じました。

HSK5級受験を控えているあなたにとって役立つ記事となっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

HSK5級のレベルは大げさ?

HSK5級を受験する前にまず気になるのが試験のレベル感です。

HSK公式サイトでは、HSK5級のレベルはこのように書かれています。

「中国語の新聞や雑誌が読めるだけでなく、中国の映画やテレビも観賞でき、さらに、中国語でスピーチすることができる」ことが求められます。

引用:HSK公式サイト

また、試験後に送られてくる試験結果の裏面を見ると

中国語を使って比較的抽象的または専門的な内容について討論・評価・考えを述べることができ、スムーズなコミュニケーション活動を行うことができる」

と紹介されています。

・・・合格した時点では、そんなレベルではなかったです。笑

新聞読むのも一苦労、ましてや専門的な内容について「すむーずなこみゅにけーしょん・・・?」(したことない...)

HSKはあくまで試験です。

リスニングで使われる音源の発音も標準的で比較的ゆっくりめですし、上記のような状態の私でも9割越えで合格できたので、それほど気負いせずに着実に対策を進められれば合格は十分目指せるはずです。

中検との比較

中国語検定の公式サイトによるHSK5級は中国語検定の「3級〜2級レベル」にあたるようです。

参考:中国語検定公式サイト

4級との違い

5級を受験する前に4級を受験したのですが、私が感じた大きな違いはこの3つでした。

  1. 普段目にしない単語が多い
  2. 最初読解問題の長さにドキッとする
  3. 作文の出題パターンがまったく違う

5級から使われる単語が一気に専門的で難しくなりました。

HSK公式サイトで紹介している「専門的な内容について見聞きでき、話すこともできる」というHSK5級のレベル感に基づいていると感じました。

そして、読解問題の長さに最初はドキッとするかもしれません。

「ちょ待てよ、こんな長さの文章読んだことないよ」が第一印象でした。

ただし、過去問を繰り返し解くことで心理的なハードルは下がっていきます。

作文問題の性質もかなり異なってきます。

4級では「写真を見て一文書く」問題が10題ほどありますが、5級では

  • 指定単語を使った80字程度の文章を書く
  • 写真を見て80字程度の自由作文を書く

というふうに正しい文法・単語知識の他に想像力も問われるので、与えられた情報からパッと想像する力、そして想像した事柄を中国語に変換する力が求められると感じました。

また、リスニングや読解と違って1つの正解がないので、自分の書いた文章が何点になるのか最後まで予想がつきませんでした。

(結果72点という良いのか普通なのかわからない点数でした)

【関連記事】HSK4級合格のための勉強方法と使った教材全部シェア

苦手部分を知って試験の時間配分を考える

試験対策をするとき、各問題にかける時間配分って考えていますか?

コーチとして中国語学習の相談に乗る中でよくあるのが「時間内に解答できなかった」という声。

もし今まで時間配分を気にせずにHSKを受けて思ったような点数が取れなかったのなら、ぜひ「各問題にかける時間」を計算しましょう。

こちらが私の時間配分の例です。

HSK5級時間配分

合格にかかった期間は4ヶ月

3月に4級を受験、7月に5級を受験したので、合格にかかった期間は約4ヶ月でした。

1日の勉強時間は平均して1.5時間くらいだったと思います。

準備期間を4ヶ月に設定したことにはメリットとデメリットがありました。

メリットとしては、単純に十分な学習時間が取れたことです。

いつどんな時に仕事の急務が入るか分からないこともあり、受験を急いで十分な学習時間が取れないまま試験に臨むのは嫌だったので、4ヶ月という期間は十分試験対策ができる期間設定でした。

デメリットは、余裕をかまして勉強しない期間ができてしまったことです。

「まだ4ヶ月あるからゆっくり勉強できる」と思ってしまい、途中1ヶ月くらい試験対策をしなかった期間がありました。

学習時間を十分に取ることは大事ですが、一方である程度の緊急性があった方がしっかり対策に取り組めると感じました。

すでにHSK4級に合格している人であれば「3ヶ月」がちょうど良い準備期間かも?

具体的な勉強方法【過去問の使い方も】

サイト

HSK5級対策でやったことは「過去問を1回〜5回まで解く」でした。

4級に8割以上で合格できていれば、正直過去問だけでも5級合格を狙えると思います。

その理由は2つ。

  • 新しい文法はほとんど出ない
  • 4級までの単語1200語という土台がある

5級の公認テキストを見ても新しい文法項目を紹介するページはなく、あくまで長文のリスニングと読解に慣れるためのものと言えます。

過去問を解くのとほとんど変わらないんじゃ?

と思ったので、公認テキストは買わず過去問のみで対策することに決めました。

単語は過去問から覚える

HSK5級合格に必要な要素の1つが単語ですが、私は過去問を解きながら文脈と一緒に新出単語を覚えました。

具体的には

  1. 過去問を解く
  2. 分からなかった単語の意味・ピンインを調べる
  3. 単語を覚えているか復習する
    • リスニング:スクリプトを見ずに音源を流して意味がわかるかチェック
    • 読解:意味を想起しながら問題文を音読する

のステップを繰り返しました。

実際に過去問を使うことで、無意識のうちに「5級レベルのリスニングスピードに慣れる」「読解の文章量に慣れる」という副次的なメリットもありました。

リスニングは過去問を使って音読→シャドーイング

リスニングは、以下のような順番で学習を進めました。

  1. 問題を解く
  2. 単語の意味・ピンインを調べる
  3. 音読する
  4. シャドーイングする

音読で音⇄漢字を結びつけ、シャドーイングでさらに強化するイメージで行いました。

中国語ディクテーション

ディクテーションもやってみたけど、効果があったかはわかりません。音を正確に聞き取れるようにはなった気がします。

【関連記事】中国語の音読の効果がすごかった!練習方法を解説

読解は点数の稼ぎどころ!語彙強化と読むスピードを上げ

HSKはどの級においても読解が点数の稼ぎどころ。

単語を増やすことと文章を読んで理解するスピードを上げることに集中しました。

単語は過去問を使って増やすわけですが、文章を読むスピードは

  • 過去問を解く
  • NHK World Japanの中国語版を読む
  • 中国語で調べ物をする

の3つで上げていきました。

中でも役に立ったのが「中国語で調べ物をする」という方法。

参考書とか過去問ばっかりやってても、正直つまらないんですよ。

自分が興味あることやググりたいことを中国語で調べれば、中国語を読む練習にもなるし知りたかった情報が知れるし、なんなら単語も一緒に覚えられるしで一石三鳥なんです!

最初は1つの記事を読むのに時間がかかりますが、少しずつ文章を読んで理解する速度が上がるので、ふだんから中国語で調べものをする癖をつけることをおすすめします。

作文は内容よりも正確性を意識した

正直、作文は点数が微妙なのでアドバイスすることがない(私がアドバイスほしいくらい)なのですが、意識したことは3つあります。

  1. 正確な単語と文法を使って淡々と書く
  2. 想像力と中国語変換力をつける
  3. リスニング・読解問題から使える表現をストックする

作文の採点基準を見ると、内容どうこうの前に「単語や文法を正しく使えているか」が重視されていることがわかります。

なので、問題を解くときは正確性を意識し、復習をするときにも「不自然な単語の組み合わせになっていないかな」「この文法の使い方これで合ってるかな」という風に”文章が正確かどうか”を意識しました。

また、多くの日本人中国語学習者が作文を苦手とする理由にはアウトプット不足があります。

HSK対策以外でも、普段から「目の前にある情景に関する単語を口に出す」「中国語で独り言をいう」など、”頭の中の引き出しにある中国語を取り出す”練習が必須です。

とはいえ、アウトプットばかり練習していると引き出しの中にある中国語のストックがたまりません。

そんな時にぜひやってほしいのが「リスニング・読解問題から使えそうだと思った表現をストックしておく」ということ。

作文の問題がその表現を使えそうな問題だったらラッキーくらいの感覚で、どんどんストックを増やしていきましょう。

例えば、私が受けたHSK5級の作文問題(写真を見て描写する問題)は、女の子がパソコンを使って何かをしている写真でした。読解の問題でたまたま「报名了一个网络课程(オンラインコースに申し込んだ)」という表現をストックしていたので「她报名了一个法语网络课程」という文章を書くことができました。

やっておけばよかったこと【作文の添削】

プロに添削してもらうことです。

特に、時間や場所など内容を豊かにする要素の自然な取り入れ方などを添削してほしいな〜と思います。

Hello Talkなど言語交換アプリで無料で添削してもらうということもできますが、個人的にはお金を払ってでも「プロのフィードバック」がほしいので、もう一度5級を受けるとしたら作文を添削してもらいます。

HSKの作文添削をしてくれるサービスを2つ載せておきますね。

HSK Online:1回1,000円ちょっとで作文添削をしてくれます

HSK5級の勉強のモチベーションが下がっている人へ

4級に比べて、5級単語が専門的になったり作文の文字数が増えたりするため難しく感じるのではないでしょうか。

私も、最初は「これ受かるかな...」と不安を感じていました。

そんなあなたに、私自身の経験から伝えたいことは3つ。

  1. HSK5級に合格したい目的を思い出す
  2. 学習を応援してくれる存在を持つ
  3. ある程度の緊急性を持つ

試験勉強をしていると、ある日「あれ?なんで私はHSKの勉強こんなに頑張ってるんだっけ?」と思う時があるんですよね。

多分、目の前にある「試験に受かる」ことしか見られていないからだと思います。

小さな箱の中にいるような感覚に近いかも。

もしもそう感じて勉強のモチベーションが下がっているのなら、少し視野を広げて「HSK5級に受かりたいのはなんだったっけ?」を思い出す時間をとってみてください。

また、あなたの学習を応援してくれる存在を持つことも効果があります。

リアルで知っている存在、例えば家族や友人などからの応援でもいいですし、Twitterなどで中国語学習を頑張っている人と繋がるのもいいですね。

最後に、ある程度の緊急性を持つことも効果があります。

私が準備期間を4ヶ月に設定して「時間があると思って余裕をかまし、学習しない期間があった」とお話ししました。

ある程度の緊急性を持っておくと必然的に中国語学習の優先順位が上がるので、集中力を保ちながら学習を進められるはずです。

まとめ

思い

今回はHSK5級の対策についてお伝えしました。

  • 4級に8割以上で合格できていれば、過去問だけでも5級合格を狙える
  • リスニングは音読とシャドーイングで音⇄漢字を結びつけるように意識した
  • ふだんから中国語でググる癖をつけて文章を読むスピードを上げた
  • 作文は創造性よりも正確性を意識したが、プロの添削があるとなお良いかも

HSK4級に比べて難しいと感じるかもしれませんが、その気持ちを克服するには「毎日少しずつ問題に取り組む」これしかありません。

この記事が少しでもあなたの中国語学習の役に立つような記事であれば嬉しいです。

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