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中国語の音読の効果がすごかった【音読のイメージが変わる】

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えびちゃん (@ebiko_chugokugo ) です!記事を見つけてくれてありがとうございます。

 

最近、中国語音読をしているのですが、

 

今回は、中国語の音読についてお話しします。

 

音読と聞くと、学生時代の英語の授業の経験から「意味のない学習方法」だと思っている方もいるかもしれません。

 

実は、私もそのうちの一人で「音読で外国語の能力が上がることはない」と思っていました。

 

ですが、調べてみると「学生時代にやっていた音読が、いかに本来の”話せるようになる”ための音読とかけ離れていたのか」がわかり、正しい方法で中国語の音読をやってみました。

 

結果、効果がすごくてびっくりしました。

 

この記事では、伝えたいことがたくさんありますが、できるだけ簡潔にわかりやすく中国語の音読についてお伝えします。

 

■ この記事の内容

  • 学校の授業でやる音読 vs 話せるようになるための音読
  • 音読のメリット
  • 中国語の音読練習方法

 

■ この記事がおすすめなのは

  • 音読を中国語の勉強に取り入れてみたい人
  • 音読の効果が知りたい人
  • 今のところ音読の効果がよくわかっていない人

 

練習方法だけちゃちゃっと確認したい人はここを押してくださいね!

 

この記事を書いているのは
 
Twitter(@ebiko_chugokugo) / Instagram(@chinese_memo)

 

学校の授業でやる音読 vs 話せるための音読

SNS

音読の効果や具体的な練習方法に入る前に、「学校の授業で行われている音読」と「話せるようになるための音読」の違いを理解する必要があります。

 

ここを理解しないと、「音読は外国語能力の向上に効果があるんだ、やってみよう!」という前向きな気持ちになれない気がします。

授業の音読:先生に続いて形式的に声に出す

現在、学校の英語の授業にどのような変化があるかわからないのですが、このような流れの授業が多いとされています。

 

先生が教科書の英文を区切って声に出して読む

      ↓

先生の音読をモデル音声として聞いてクラス全体が声に出して読む

      ↓

特定の生徒を指名して音読させる

 

和訳などのステップが入ることもありますが、大体はこのような感じです。

 

私が高校生の時の英語の授業はまさにこんな感じでした。意味のかたまりごとに文章を区切って、前の席に座ってる生徒が文章を読んだら次は自分が読む・・・という流れでした。

 

話せるための音読:意味や発音を理解した上で声に出す

授業の英語音読でやらなかったのは、「意味を想起しながら声に出す」ことと「正しい発音で読む」ことです。

 

先生が文章ごとに和訳してくれたりしますが、実際に読むときには英語の文字をただ目で追いながら声に出すという感じが多かったように思います。

 

あとは、私が受けた授業では発音の指導がほとんどなかったです。

 

話せるようになるために音読を練習するのであれば、

  • 文章の意味を理解する
  • 文章の意味や情景を思い浮かべながら読声に出す
  • 発音を修正する

この3点は必須です。

 

もしも、あなたが今「音読=ただ文字を見ながら発音修正せずに声に出すこと」だと思っているのであれば、いったんその概念は忘れてください!!!!

 

・・・3、2、1。

 

忘れました?

中国語の音読のメリット

気質

第二言語習得について、数多くの書籍を出版している門田修平氏の著書「音読で外国語が話せるようになる科学」では、外国語を流暢で正確に話せるようなるための音読トレーニング方法が紹介されています。

 

この本を読んだあとに音読をやってみて、私が感じた中国語の音読のメリットは次の3つです。

 

■中国語音読のメリット

その①:文字と音声が瞬時に結びつくようになる

その②:発音が良くなる

その③:中国語を中国語のまま理解できる 

その①:文字と音声が瞬時に結びつくようになる

音読することで「音声(ピンイン)→漢字」「漢字→音声(ピンイン)」が瞬時に結びつくようになります。

 

そして、文字と音声が結びつくことでリスニング力が上がります。

 

「音読で外国語が話せるようになる科学」では、音読の効果の1つをこのように説明しています。

 

読んだら少々難しいものでも理解できるのに、同じ文章を聞いた時には理解できないという「乖離現象(かいりげんしょう)」を解消することが可能になります。

引用:音読で外国語が話せるようになる科学

 

わかりやすくいうと「見本の音声を聞いたときに頭の中に浮かぶ発音表記(中国語の場合は、ピンインと声調)が、単語を見たときに浮かぶ発音表記と一致する」ということです。

音読

そして、思い浮かんだピンインをもとに、正しい単語を瞬時に知識のデータベースから取り出すことができます。

 

イメージでいうと、おでこにパソコンの画面があって、音声を聞きながら(文脈に沿って)頭の中に正しい単語が自動的に入力されていくような感じ。

音読

その②:発音が良くなる

音読をすることで、発音も良くなります。

 

これも音声と文字が結びつくことによるメリットですが、音声を聞く作業と自分で発音する作業を繰り返すことによって乖離現象が解消されます。

 

イコール、自分の発音が見本の音声に近づくので、発音が良くなります。

 

また、ピンインと声調だけではなく、文章のリズムやイントネーションも見本の音声に近づくので、スムーズに話せるようにもなっていきます。

その③:中国語を中国語のまま理解できる

これも、音読を始めてから感じるようになりました。

 

音読を実際に進めていく前に、準備段階として「単語や文法の意味、発音のしかたを全てチェックしておく」という作業をします。

 

どう表現したら伝わりやすいか悩むんですが、この作業をすることによって

  • 和訳しなくなる

  • 意味を理解しながら文章を読める

  • 読みながら情景が浮かぶ

ようになってきます。

 

例えば、

“我是日本人。”

という文章を読んだときに、日本語に訳して「我が“私“、是が“です“、日本人が“日本人“・・・」と訳す人はあまりいないと思います。

 

音読を続けることによって、もう少し高度な文章を読んだときにもこの「中国語の文章を中国語のまま理解する、あるいは情景が頭に浮かぶ」感覚で読むことができます。

 

脳の状態とかを文章で伝えるのって激ムズです・・・。

中国語の音読練習方法

音読ステップ

「中国語の音読」に特化した本や論文が少ないので、第二言語習得(SLA)の書籍・論文を参考に、私がやっている音読練習方法を紹介していきます。

 

著者や研究者によって音読練習方法に若干違いがありますが、下記にまとめてみました。

ステップ①:黙読

黙読

最初のステップで聞き取りをする時もありますが、基本的に最初から目で文章を確認します。

 

聞き取りに時間を取りすぎて「もうめんどくさい・・・」となったり、聞き取れない単語をしつこく聞き取ろうとするのは本来の音読練習ではなくなってしまうと思うからです。

ステップ②:(アイ・シャドーイング)

アイシャドーイング

アイ・シャドーイングは、音声を聞きながら文章を目で追っていくステップです。

 

「音声と文字を結びつける」ことを意識します。

 

アイ・シャドーイングはやる時とやらない時があるのですが、私の判断基準としては、ステップ①でわからない単語が

半分以上あるとき→やる

半分以下のとき→やらない

という感じです。

ステップ③:意味理解

意味理解

かなり入念にやります。

 

わからない単語の意味を調べるだけでなく、以下のようなこともしっかりチェックします。

 

①:文法の理解

②:ピンインと声調

③:意味ごとに/(スラッシュ)で区切る

 

精読するイメージで、曖昧に理解している部分をなるべく減らすようにします。

ステップ④:(リッスン&リピート)

リッスンリピート

スムーズに読めない部分に集中して「リッスン&リピート」をします。

 

目的は、見本の音声を真似ること。

 

見本を聞いたすぐあとは、頭の中に音声が残っています。

それを思い出しながら、見本の音声を再現していきます。

 

ここで注意したいのが、意味ごとのかたまり(チャンク)ごとに区切って再生すること。

 

文章が長すぎると、見本の音声が頭の中から消えてしまうので「あれ、どんな感じで発音してたっけ?」となってしまいます。

 

これは「音読で外国語が話せるようになる科学」でも紹介されています。

 

音韻ループ*に一時的に保持可能な時間的制約が2秒であることを、日本人英語学習者を対象に、再確認した結果であると言えます。

引用:音読で外国語が話せるようになる科学

*音韻ループ:言語音声を保持しつつ処理する仕組み(見本の音声を頭に残しながら再現して発話する)

ステップ⑤:オーバーラッピング

オーバーラッピング

リッスン&リピートで発音の再現をしたあと、オーバーラッピングで「再現の精度を上げる」「ネイティブのスピードに慣れる」段階に入ります。

 

ここでは、意識がこのようにシフトするように感じます。

 

段階①:音声(発音やリズム)>>> 段階②:内容理解

 

回数を重ねるごとに、最初は発音を再現することにいっぱいいっぱいだったけど、発音がスムーズになってきて内容理解しながら読めるようになっていくイメージです。

 

回数としては、3回は読みたいところです。

ステップ⑥:音読

音読

ここまでたくさん音声を聞いたので、仕上げのステップ「音読」では、自分の声のみで音読します。

 

ここでは、ボイスメモアプリやICレコーダーで録音することをおすすめします。

 

「たくさんのステップを踏んで練習してきたけど、いざ自分の声のみで読んでみると思ったよりヘタクソだった」というところもありますし、

 

「この発音は苦手だと思ってたけど、聞いてみると見本の音声に結構似てるじゃん!」と思うところもあると思います。

 

客観的に自分の音読を聞くことで、さらに精度を上げていくことができます。

ステップ⑦:暗唱

暗唱

「どんだけステップあるの・・・めんどくさ・・・」と思うかもしれませんが、最後です!!!

 

文章の中で、

  • 特に気に入った部分

  • 単語を入れ替えて表現をたくさん作れそうな部分 

を暗唱します。

 

口に出しながら、文法構造や表現の意味に意識を向けながらスムーズに言えるまで暗唱します。

 

忘れないように、ノートに書いたりスマホにメモしておいても良いと思います!

 

私は、LINEで自分だけのグループを作りメモしていっています。

音読練習するときのポイント

音読をするときに注意したいポイントが2つあります。

 

■音読練習時のポイント

①:興味のある内容の文章を選ぶ

②:フィードバックしてもらうという「前提」を作る

 

まず、やってて楽しいと感じる内容の文章を選んでください。

音読は、思ったよりステップが多く何回も繰り返す作業なので、興味ない内容だと飽きてやらなくなります。

 

「中国語の学習自体にモチベーションが上がらない」と感じている方は、こちらの記事要チェックです。

>>あなたの勉強は「楽しい勉強」ですか?効率のいい勉強法を知る前に大切なこと

 

また、誰かにフィードバックしてもらうという「前提」があることも音読練習を継続できるポイントです。

 

私が好きでよく見ている「コペル英会話」というYoutubeチャンネルがあるのですが、20年英語を教えられているイムラン先生によると、

 

人間って、「前提」で全てが変わる生き物なんです。例えば、最後録音してネイティブ講師に送る、と言うステップがなければ、オーバーラッピングも音読もやらないんですよ。人間って出来るだけサボろうとするので。

 

いや、それなすぎる。

 

音読する→ネイティブからフィードバックもらう→褒められれば嬉しいし、改善点が見つかれば「中国人に聞き取ってもらえるようにもっと頑張る!」とモチベーションになる
 
というサイクルができあがるんですよね。
 
 
繰り返しになりますが、
 
 
①:興味のある内容
②:ネイティブにフィードバックをもらう前提
 
 
で、ぜひ音読練習を進めてみてください!
 

中国語の音読におすすめの教材

メリット

実のところ参考書はあまり持っていないのですが、個人的にはHSKの過去問がかなり使えると思います。

 

リスニング部分であれば、モデル音声・スクリプト・和訳と全て入っていますし、普段の会話で話されるような内容です。

 

それに、すでにHSKを受験する目的で過去問や公認テキストを持っているのであれば、新しく参考書を買う必要もないので節約になりますよっ!(大事)

 

HSKの過去問以外であれば、基本的にはYouTube動画を使っています。日中両方の字幕がついているものがベストですが、中国語字幕のものだけでも問題ありません。

 

自力で翻訳したり中国語を書いたりする作業も記憶する際に役立つからですね。
 
 
私が実際に見ているYoutubeチャンネルはこちらからチェックしてみてください👇
 
 
 
 
 
 
 
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まとめ:中国語の音読、あなどれない

今回は、私の経験+第二言語習得の研究をもとに「中国語の音読」についてお話ししてみました。

 

以下にもう一度ステップをまとめます。

音読ステップ

 

【余談】

最近、中国語学習の記事を書くときにはできるだけ第二言語習得の分野の科学的な根拠をつけたいと感じています。個人ブログだとなおさら。

 

そのためには、私自信が第二言語習得についての知識をつけなければいけません。

独学ではありますが、これからはさらに科学的な根拠にもとづいたデータなどもお見せしながら、より多くの人に効果を感じる勉強法をご紹介したい所存であります!

 

 

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