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中国語をより自然に発音する5つのコツ

発音
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えびちゃんです!記事を見つけてくれてありがとうございます。

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中国語の発音の型がある程度ついて、より自然な発音に近づけるために私が試して気づいた「5つのコツ」についてお話しします。

 

長い(つまらない)発音練習を終えると、今度は「単語や文章になると声調がわからなくなったりスムーズに言えなくなったりする」という悩みが出てきます。

 

会話を楽しみたいのに、話したいことはあるのに、声調や発音にばっかり意識がいっちゃうなんてことも。

 

私もいち中国語学習者として、同じ悩みを感じていました。

 

今も完璧な中国語とは言い切れませんが、発音に関しては自動化できているので、伝えたいことにフォーカスして中国語会話をすることができています。

 

今回は、私の経験や外国語習得の研究をもとにして「中国語の発音をより自然にするための5つのコツ」をお話しします。

 

先にその5つのコツを言っちゃうと、

  • 見本の中国語と自分の中国語の差に気づく
  • 自分の中国語を録音する
  • 反復練習で口の筋肉に覚え込ませる
  • 音の強弱・イントネーションを真似する
  • 意味のかたまりごとの区切りを意識する

です。

 

この記事を読んですぐ発音練習に取り入れたら、何かヒントになることがあるはずです。

 

「発音が上手くなった気がする!いぇい!」と感じたら、ぜひ報告を聞かせてくださいね☺️

 

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中国語の発音が難しいのは

難しい

 

【挫折しない】中国語発音は難しい?練習方法と大切なマインドセットでも触れていますが、中国語の発音が難しいと感じるのにはいくつか理由があります。

 

そのあと色々と考えて、「教える側が直接修正することができない」という点も、中国語の発音を難しく感じさせる理由なんじゃないかな〜と思ったんです。

 

ピンインや文法のように「文字ベース」のものは直接修正することができます。

でも、発音のような「音ベース」って直接直すことができないんですよね。

 

発音の動画を見たり講師に教わったりしても、間接的な修正しかできないのです。

 

間接的な修正というのは、相手が話した内容(修正する部分)を頭で理解して、自分の口で再現するといった感じですね。

 

そのため、頭で理解したつもりでも口が思うように動いてくれないと「難しい」と感じてしまいます。

 

私も参考書を見ながら発音を勉強したり中国人の夫に修正してもらったりしましたが、うまく再現できない自分に自信がなくなって、一度挫折しました。

 

結論「発音は“自分で“気づいたことを何度も練習するしかない」という考えにたどり着きました。

 

中国語の発音上達のための5つのコツ

まとめ

 

「やっぱり発音は難しいのか〜。どうしよう」

 

不安な気持ち、わかります。私も同じことを感じて挫折もしました。

 

でも、発音上達のための5つのコツを読んで一緒に頑張ってみませんか?

 

中国語の発音をより自然なものにするためのコツは以下の5つです。

※私がいう自然な中国語とは、アナウンサーのような「綺麗でハッキリした喋り方」よりも「一般の中国人のような喋り方」を指します。

 

中国語発音の5つのコツ

 その①:見本の中国語と自分の中国語の差に気づく

その②:自分の中国語を録音する

その③:反復練習で口の筋肉に覚え込ませる

その④:音の強弱・イントネーションを真似する

 その⑤:意味のかたまりごとの区切りを意識する

 

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

 

コツ①:見本の中国語と自分の中国語の差に気づく

 

一番大事な部分です。

 

記事の最初でもお伝えしましたが、発音の練習には「自分で気づく」ことがとっても大事だと思っています。

 

発音のように目で見えないものは、外部からの情報(参考書や先生の指導など)から学ぶのには限界があるからですね。

 

だから、1つひとつ「自分で気づく→気づいたことを反復練習する→改善する」のサイクルを回す必要があるんです。

 

気づくというのは、見本の音声を聞いたり実際に発話してみて以下のようなことをメモしてみたり。

 

〇〇の発音が苦手

自然なスピードだと音が繋がって〇〇のように聞こえる

この単語は特に強調して発音されている

 

「気づく→練習する→改善する」を積み重ねることで、発音がより自然なものになっていきます。

 

ちょっとここで、認知科学という分野のお話をします。

 

自分自身の行動や考え方などを客観的に把握しようとすることを「メタ認知」と呼びます

 

外国語の学習において、メタ認知を通して学習している外国語への理解度や自分の学習方法を把握しうまくいっているのかを評価、うまくいっていなければ学習方法を調整・変更することが重要だとされています。
 
メタ認知
 

そして、メタ認知を高めるための方法として効果的だとされているのが、学習中に頭の中で考えていることを言語化する「発話プロトコル」。

 

「思考発話法」とも呼ばれていて、あなたが学習しているまさにその最中に思ったこと、気づいたことを口に出すという方法です。

 

発音の練習でいうと、発話プロトコルによるメタ認知はこのような感じになると思います。

 

今、発音の練習がうまくいっていない。

〇〇の発音が苦手

 

発音練習をより良くするために自分で積極的に気づくようにしたい。

例えば、

  • 口の形をこうしてみよう

  • 手で声調の上げ下げをコントロールしながら発音してみよう など

 

「自分の学習を客観的に把握し、必要に応じて学習方法を調整・変更する」ことで、「気づき→練習→改善」のサイクルを回すことができますね。

 

認知科学などのお話も入りましたが、まとめると

見本と自分の中国語の差に「気づく」

「気づき」を言語化し、練習して改善する

のがとっても大切ということです!

 

コツ②:自分の中国語を録音する

 

コツ①でお伝えした「気づく」力を高めるために最も効果的で客観的なのが、自分の中国語を録音することです。

 

実際に自分の中国語を聞くことで、客観的に自分の発音を評価することができ「気づいたことを改善するためにどう練習したらいいのか」がわかります。

 

自分が話す中国語をそのまま聞くのと録音した中国語を聞くのは、実は意外と違うんですよね。

 

録音した中国語は思ったよりうまく発音できていないかもしれません。

 

でも、落ち込まなくて大丈夫。

 

客観的に自分の学習を評価して改善できる人は、「なんとなく」学習して、自分の何がよくて何が悪いのかわからない人よりも成長します。絶対に。

 

例えば、

  • 苦手な発音があったら「その発音の発音方法」を紹介している動画を見て練習する
  • つながって聞こえる音(単語)があれば「綺麗な発音と自然なスピードの発音2つの聞こえ方の違い」を覚えておく

などですね。

 

録音した自分の声を聞くのは恥ずかしいですが、その分客観的に「何をどう改善したらいいのか」がわかります。

 

ボイスメモのアプリなどで、一度録音してみることをおすすめします。

 

コツ③:反復練習で口の筋肉に覚え込ませる

 

言語習得には、反復練習が必須です。

頭で覚えたことを意識しないで使えるようになるまでには、その間に「練習」が必要だからです。

 

ですが、「たくさんやればそのうち直るだろう」で数だけ増やしてもそれほど改善されません。

 

やみくもな練習ではなく、”どのように”練習するのかを考えて練習すると、練習の「質」が上がります。

 

練習をする時に効果的なのが「子音と母音を分けて発音→つなげて発音」を繰り返す方法です。

 

練習

例えば、Zhengの音が苦手だとわかったら

 

①:子音「Zh」だけを発音

②:母音「eng」だけを発音

③:「Zh」と「eng」の時間差を縮めて発音

④:「Zheng」で発音

 

こんな感じです。

 

この方法は、中国人夫に教えてもらいました♪中国人はこの方法で発音を練習していくのだそう。

 

練習には、「量×質」のどちらも大切です。

繰り返し練習して発音方法を口に覚え込ませていきましょう。

 

コツ④:音の強弱・イントネーションを真似する

 

音の強弱やイントネーションを真似するとより自然に聞こえます。

 

見本の音声を聞きながら、 

  • 文章中のどの単語に強く発音されているのか

  • 文章全体がどんなリズムで発音されているのか

 

に注目してみてください。

 

音声を聞いてから真似するまでのステップはこんな感じです。

 

①:スクリプトに「→」や「〜」で音の流れを、「・」などで強調する音を表す

※スクリプトがなければ、文章を書き出して同じようにする

 ②:マークをつけた部分を意識しながら発話してみる

 

作業に慣れてくれば、書き出さなくても「頭で理解→真似して発話する」に移ることができます。

 

音の強弱やイントネーションを意識して喋ることで、棒読みっぽくならずに自然な発音をする練習をしてみてください。

 

コツ⑤:意味のかたまりごとの区切りを意識する

最後のポイントは、「意味のかたまりごとの区切りを意識して発音する」ということです。

 

意味を区切らずに発音してしまうと、息継ぎをするポイントがわからずお経を読んでいるかのように聞こえてしまいます。

 

意味ごとに区切るには、「スラッシュリーディング」と呼ばれる方法でかたまりごとに「/(スラッシュ)」を入れるとわかりやすいですよ。

 

見本の音声を聴くときに、少し間が開いている箇所に「/(スラッシュ)」を入れてみてください。

 

これが意味のかたまりであり、息継ぎをするポイントです。

リーディング

 

「,」や「。」などの句読点がある箇所なら、よりわかりやすいですね。

 

発音するときには、スラッシュの間は続けて発音し、スラッシュで一回息継ぎします。

 

 

スラッシュリーディングは、文章を読む時に「中国語の語順のまま意味を理解できる」力も鍛えることができるので、おすすめです。

 

発音が改善できているかどうかの判断

判断

 

ここまで5つのコツをお話ししました。

 

中国語発音の5つのコツ

 その①:見本の中国語と自分の中国語の差に気づく

その②:自分の中国語を録音する

その③:反復練習で口の筋肉に覚え込ませる

その④:音の強弱・イントネーションを真似する

 その⑤:意味のかたまりごとの区切りを意識する

 

次は、実際にこれらのコツを実践していき、改善されているか判断する必要があります。

 

改善できているかどうかは「見本の音声と自分の音声のギャップが埋まっているか」で判断します。

 

  • 見本の音声と自分の発音にはどんな差があるのか

  • コツ①〜⑤の中の何を実践すれば差が埋まりそうなのか

  • 練習したことで見本音声に近づいたか

 

といったことを、自己評価もしくはネイティブの中国人や講師に評価してもらいましょう。

 

発音の上達に魔法のテクニックはなく、「見本を聞く→発音する→気づく→改善する」を繰り返すだけです。

 

最初は、

やることが多すぎる〜

 

と感じるかもしれませんが、意識的に1つひとつ気づいて改善していけば、必ず発音が上手くなるはずです。

 

最初のうちは「何をどう気づけばいいのかもわからない」ということもあるので、

たくさんの音を聞いてみる」ことを意識してみてださい。(広く浅く)

 

気づいたことが1つとかでも全然問題ありません。1つの気づきを改善して克服すると、新たな気づきが出てきます。

 

そして、気づくことが多くなってきたら「1つの音声を完璧に仕上げる→次の音声へ」と狭く深くやるのがいいんじゃないかな〜と思います。

 

そのうち、メモしなくても頭で気づいたことをすぐに改善できるようにもなっていきますよ。

 

発音練習に効果的な方法

シャドーイング

 

私が中国語の発音を練習する時に効果的だった方法が「シャドーイング」です。

 

シャドーイングとは、見本の音声からコンマ数秒遅れて発話する練習方法のことです。

 

シャドーイングをすることで「音声知覚」の力を鍛えることができます。

 

音声知覚が鍛えられるとは、わかりやすく言うと「耳から聞こえた音がどんな音なのかを正しくとらえ、自分で再現できること」ですね。

 

シャドーイングにはしっかりしたステップがあり、そのステップの中には「リスニング」や「意味理解」などが含まれます。

 

そのため、練習を重ねていくことで

音を正しく聞き取る

自分の中国語との差に気づく

 改善を発話に反映させる

ことができます。

 

「気づき→練習→改善」を繰り返すことで、意識的に改善していたことが意識しなくても発音できるように変わっていきますよ。

 

さらに、シャドーイングした音声を録音することで見本音声との発音の差を客観的にすることもできます。

 

独学で発音を上達させたい方は、ぜひ「シャドーイング(+録音)」にトライしてみてくださいね。

 

以下の記事でシャドーイングの効果ややり方を詳しく紹介しています。

中国語ゼミ「シャドーイングで語学をマスターする方法」

 

まとめ:中国語の発音のコツを知ったら練習あるのみ

まとめ

 

今回は、中国語の発音を自然にするための5つのコツをお伝えしました。

 

最後に、こちらにコツをまとめておきますね。

 

中国語発音の5つのコツ

 その①:見本の中国語と自分の中国語の差に気づく

その②:自分の中国語を録音する

その③:反復練習で口の筋肉に覚え込ませる

その④:音の強弱・イントネーションを真似する

 その⑤:意味のかたまりごとの区切りを意識する

 

発音を練習できたら、次は実践として「オンライン中国語会話」に挑戦してみるのも良いかも。

>>おすすめオンライン中国語レッスン3選

 

一緒に、より自然な発音を目指しましょう!

 

最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。

 

(参考)

門田修平(2018),「外国語を話せるようになるしくみ シャドーイングが言語習得を促進するメカニズム」,SBクリエイティブ.

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