こんにちは、えび子です。(⇒プロフィールはこちら)
この記事では
- 仕事の合間や帰宅後しか中国語学習の時間が取れない
- 中国語の学習を効率的にしてくれるおすすめツールを知りたい
という方のために、中国語学習の効率化に役立つおすすめツール5つをご紹介します。
Contents
中国語の学習効率化におすすめのツール5選
今回の記事でおすすめしたい5つのツールは以下の通りです。
✔︎ 中国語の学習効率化におすすめのツール5選
1つずつ、ツールの特徴や使える学習場面を解説していきます。
①:DeepL翻訳 (中→日 翻訳サイト)
引用:DeepL翻訳
中国語の文章を日本語の文章に翻訳するサイトとしておすすめなのが「DeepL翻訳」です。
✔︎ DeepL翻訳の特徴
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無料で使える多言語翻訳ツール(有料版のDeepL Proあり)
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AI技術を使った自然な翻訳
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文書ファイルの翻訳も可
DeepL翻訳は、AIの力を使うことで機械翻訳でありながらも自然な翻訳をしてくれます。
例として、NHK Worldの中国語ニュース (简体) をDeepL翻訳とGoogle翻訳にかけてみました。
引用:DeepL翻訳
新型コロナウイルスという意味の「新冠疫情」に関しては、固有語であることもありどちらのサイトも正確に訳せていません。
ですが、全体的な訳文を見るとDeepLの方が文章の流れが自然な感じがしますよね。
DeepL翻訳:「国難」と呼ばれる事態に直面していると強調した。
Google翻訳:日本が直面している状況は「国家災害の先頭に立つ」と表現できる。
この部分など。
ちなみに、繁体だとこんな感じになります。
また、Deep LではWordまたはPowerpointのドキュメントをアップロードして翻訳することもできます。文書内の中国語を丸ごと翻訳したいときには、文書翻訳の機能もおすすめです。
※無料版のDeepだとセキュリティ保護がされないので、大切な文書などはアップロードしない方がいいです
DeepLが役立つ学習場面としては、中国語のニュースや記事、ドラマのセリフ、歌詞などを翻訳したいときなどが挙げられます。
②:百度翻译 (日→中 翻訳サイト)
引用:百度翻译
中国語で会話するときは、日本語→中国語という風に頭の中で訳してから喋るのはおすすめしません。
ただ、アウトプットの一貫で日記を書いたり、パパッと日本語から中国語に訳したい!というときには「百度翻译」がおすすめです。

✔︎ 百度翻译の特徴
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中国のアプリなのでVPNがなくても使える
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Google翻訳よりも翻訳の待ち時間が短く精度も高いと言われる
まず、百度翻译は中国のアプリです。日本で翻訳サイトを使う分には百度翻译以外のものでも問題なく使えますが、中国で翻訳サイトを使うとなるとGoogle翻訳などは使えなくなります。
VPNを使えばGoogle翻訳などのサービスも使うことができますが、接続が悪くなったりすることを考えるとVPN無しでも直接使える百度翻译の方が使い勝手がいいと考えられます。
また、こちらのブログ記事ではこんな興味深い意見もありました。
こちらの記事によると、「百度翻译の方がGoogle翻訳より翻訳速度が速い」とのこと。(中国で使う分には)
経験があると思いますが、こういったウェブサービスというのはページ表示が遅いほどユーザーはイライラしてしまうんですよね。
日本語を入力したあとに、すぐ翻訳してくれる「速さ」という意味でも百度翻译がおすすめです。
これから中国留学などを考えている人にとっては、アウトプット学習の際に百度翻译を使うのが役立つはずです。
③:Google Document音声入力 (発音チェック)
「Google Document」は、Googleが無料で提供しているオンラインドキュメント作成サービスです。

ですが、Google Documentは「中国語の発音チェック」にも使えちゃうんです。
音声入力に切り替えることで、自分が話した中国語の発音や声調などが認識され文字に起こしてくれるのです。
音声入力をするステップは以下の通りです。
✔︎ PCの場合
ステップ①:Chrome※でGoogle Documentを開く
ステップ①:「ツール」タブから「音声入力」を選ぶ
ステップ③:言語を中国語(中国・台湾・香港あり)に切り替える
ステップ③:マイクボタンをクリックし話し始める
※他のブラウザで開くとこの機能を使えません
✔︎ スマホの場合
ステップ①:Google Documentアプリを開く
ステップ②:キーボードにある音声入力モード(マイクボタン)に切り替える
ステップ③:話し始める
ただ、精度が高いからなのか「我是日本人」を「ウォーシーリーベンレン」と超日本語アクセントで発音しても「我是日本人」と文字起こししてくれちゃいます。
なので、発音チェックを完全にGoogle Documentに依存するのはおすすめできません。
また、Google Documentは1人でのスピーキング練習にも使えます。
✔︎ スピーキング練習のやり方
①:音声入力に切り替えて喋ってみる
②:文字起こしされたテキストを確認する
③:発音がちゃんと認識されていない部分を再度チェックする
④:①に戻る
中国語の発音チェック、スピーキングのアウトプットにはGoogle Documentが役立ちそうです。
④:Quizlet (単語暗記用アプリ)
引用:Quizlet
「Quizlet」は2007年にリリースされ、2015年の時点で利用者数が1億人を突破したオンライン学習ツールです。

私は、ニュースやYoutube動画などで新しく学んだ単語を暗記するためにQuizletを使っています。
※単語帳などの内容を別にノートにまとめたりはしません
無料で使えるQuizletの他に有料版のQuizlet Plusがありますが、無料版で十分です。
Quizlet無料版には以下の5つの学習モードがあります。
✔︎ Quizletの学習モード
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単語カードモード
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学習モード
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筆記モード
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マッチモード
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テストモード
個人的にQuizletをおすすめしたいポイントは、単語の意味やピンインが自動で入力されるというところです。
用語の部分に中国語を入力して定義の部分に行くと、自動でピンインを入力してくれます。
※単語によっては意味やピンインが自動で入力されない場合もあります
単語カードに入力していく作業というのは結構時間がかかるものなので、入力にかかる時間を少しでも短くしてくれるQuizletはかなりおすすめです。

短縮できた時間を勉強に使えるネ
アプリに接続するにはネット環境が必要になりますが、スキマ時間を使って単語の勉強をするのに役立ちます。
⑤:央视新闻アプリ (中国語のニュース)
引用:央视新闻
最後は「央视新闻」のアプリです。

新聞・ニュースで中国語を勉強する方法+おすすめサイト3選でもちょこっと触れていますが、今のところ一番おすすめできるニュースサイトは央视新闻です。
その理由は、なんといっても「ニュース動画に中国語スクリプト」が付いているから。
ニュースを読んで勉強する際にはニュース記事を読んでいけばいいのですが、ニュースを聴いて勉強するとなると、スクリプトがあった方が絶対にいいです。
なぜなら、スクリプトがないと聞き取れない単語や表現を調べることができないからです。
単語や表現をすぐに調べられないとなると、学習が進みません。
中国語のニュースを使って勉強するなら、央视新闻を一番おすすめします。
ちなみに、ほかの中国語ニュースサイトも見てみましたが、ニュース動画に中国語のスクリプトが付いているのは央视新闻しか見つけられていません。

動画が付いていないニュースもあるから、リーディングの勉強にも使えるヨ
まとめ:中国語学習のおすすめツールで学習時間を最大限確保しよう!
今回紹介したツールを振り返ります。
✔︎ 中国語の学習効率化におすすめのツール5選
おすすめツールを使って削れる労力は削り、実際の学習に当てられる時間を最大限確保できるようにしていきましょう!
おすすめツールがわかったら、こちらで紹介している「中国語学習のおすすめアイデア3選」も参考になるかもしれません。
