今回は、現在国際恋愛をしているけど相手の親御さんに反対されている人、反対されそうな人に向けての記事です。
私は現在中国人の彼氏と5年弱付き合っていますが、最初は彼のお母さんから反対されていました。
交際相手の親に拒否られるのは初めての経験でしたが、たった1つのことをしただけで認めてもらうことができました。
今では彼のお母さんとは良好な関係を保つことができていて、娘のように接してくれています。
また、来年には彼と結婚し、中国への移住を予定しています。
👆この記事の内容
- 中国人彼氏の母親が日本人の彼女に反対した3つの理由
- 母親の反対を乗り越えるためにやった、たった1つのこと
- 乗り越えるまでにかかった時間と現在の関係性
- 反対を乗り越えたあとの良好な関係の保ち方
Contents
中国人彼氏の母親が日本人との国際恋愛に反対した3つの理由
彼のお母さんが当初私との恋愛に反対していた理由は以下の3つです。
①:日本人と接したことがない
おそらく、国際恋愛や国際結婚に反対する両親の多くは「交際相手の国のことをよく知らない」「その国の人と接したことがない」から賛成できないのだと思います。
私の彼のお母さんもそうでした。
お父さんはエンジニアで日本企業との取引などで日本人と接した経験があったので、私との交際に反対しませんでした。
しかし、お母さんは地元の小学校教師。日本人と接する機会がなく日本という国についても歴史的な観点からしか知識がなかったので、私たちの関係に反対していました。
この歴史的な観点というのが次のポイントになります。
②:歴史的な関係性から日本人に対するネガティブな感情がある
彼の父方のお祖父さんは元軍人で、日中戦争で闘った経験がありました。
お祖父さんからの話や今まで習ってきた日本軍や日本兵、政府などへのネガティブな感情が私という一人の日本人に対してもネガティブな感情を持つ理由となったようです。
そんなこともあり、お母さんは「カナダで恋愛してもいいけど日本人とは付き合わないで。」と注意していたそうです。
③:コミュニケーションが取れない
私は、彼と付き合ってすぐの時は中国語を喋れませんでした。
彼の両親も日本語や英語を喋れなかったので、コミュニケーションを取れないことでお互いを理解できないのではないかと思い反対したようです。
親なら、お互いコミュケーションを取れない知らない外国人がいきなり自分の子供と付き合ったらこういう反応をしてもおかしくないかもしれません。
では、どうやってお母さんからの反対を乗り越えたのか?私が心がけたことはたった1つでした。
反対を乗り越えるために私がした、たった1つのこと
私がお母さんからの反対を乗り越えるためにしたことは「日本のことと私自身のことを知ってもらう」です。
お母さんが私たちの関係に反対したのは、「知らない」ことから来ていました。
- 日本人 (私を含む)を知らない
- 歴史的な観点からしか日本という国を知らない
- 日本語を知らない
日本のことを知ってもらい、私自身のことも知ってもらえれば、お母さんの考えも変わるんじゃないかと思いました。
具体的には、このようなことをしました。
- 私が作った料理の写真を撮って送ってもらった (家事できますよという印象を与える)
- 彼とお母さんのビデオチャットに入れてもらい、一生懸命中国語を話した
- 観光地、文化、料理、教育など日本のいろいろなことを話した
- 母の日やお誕生日などをお祝いするメッセージを送った
- 彼の中国への一時帰国についていき、一緒に時間を過ごした
中国へ行く前に、交際することに対してお母さんからの了解はすでに得ていました。
でも、「実際に会って一緒に時間を過ごす」ことはビデオチャットや写真だけではわからない本当の自分を知ってもらう良い機会でした。
また、彼が「歴史は歴史。彼女が悪いことをしたわけじゃないんだから、彼女のことを一人の女性として見て」と言ってくれたこともお母さんの考えを変えるきっかけになったのかもしれません。
国際恋愛の反対を乗り越えるまでにかかった時間と現在の関係性
お母さんの反対を乗り越えるまでにかかった時間は半年くらいでした。
それまでは、彼とお母さんが電話している時は「息子の彼女」という感じで呼ばれていましたが、認めてもらえてからは名前で読んでくれるようになりました。
現在、お母さんとの関係は良好です。
彼、お母さん、お父さん、私の4人で作った微信 (中国のメッセージアプリ)のグループがあり、家族LINEのような感じでチャットやビデオ通話をしています。
また、お母さんは少しずつ日本語を勉強してくれているので、私が中国語を教わりながらお母さんに日本語を教えたりもしています。
国際恋愛への反対を乗り越えたあとの良好な関係の保ち方
お母さんに認めてもらうために心がけたことですが、「認めてもらえたからもういいや」ではダメです。
- 作った料理の写真を撮って送る
- ビデオチャットで頑張って中国語を話す
- お祝いのメッセージを送る
などは、今でも続けています。
認めてもらうまではあんなに熱心に自分を知ってもらおうと頑張っていい印象だったのに、認めてもらえた瞬間さっぱり連絡をしなくなる・・・
これでは印象が悪くなるかもしれません。
まとめ
国際恋愛は珍しくなくなりましたが、反対する親御さんがいるのも事実です。
国際恋愛に彼のお母さんが反対したのは以下の3つが理由だった
- 日本人と接したことがない
- 歴史的な関係性から日本人にネガティブな感情があった
- コミュニケーションが取れない
⇒日本や日本人について「知らない」ことが原因
認めてもらうためにした1つのこと
「日本のことと私自身のことを知ってもらう」
⇒積極的に中国語でコミュニケーションを取った、実際に会って一緒に時間を過ごした
⇒認めてもらったから終わりではない、長く関係を続けていくならなおさら。
現在国際恋愛をしているけど反対されている人、反対されそうな人などに私の経験談が少しでも役にたてば嬉しいです。
それでは次の記事でお会いしましょう!

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