
家で一人でもできる効果的な語学のアウトプット方法ないかな?
オンライン英会話は苦手、学習アプリも続かないし・・・
こんなお悩みにお応えします。
👆この記事の内容
- 一人でアウトプット練習をするメリット・デメリット
- 一人でできるアウトプット方法3つ
- スピーキング練習方法2つ
- ライティング練習方法1つ
!こんな人におすすめ
- 一人でできるアウトプット方法を知りたい
- 勉強になるべくお金をかけたくない
- 語学学習アプリが続かない
- 言語交換アプリとかオンラインレッスンで知らない人と話すのが苦手
※こちらの記事は、各語学の基礎勉強を終えた中級者向けの記事となっています
※語学学習サイトなどは出てきません。
👍私が話せる言語
- 日本語
- 英語
- 韓国語
- (中国語)
家でできる語学勉強に効果的なインプット方法をご紹介した記事はこちら↓

Contents
一人でアウトプット練習をするメリット・デメリット
まず、一人でアウトプットの練習をするメリット・デメリットについてお話しします。
メリット⭕️
- お金がかからない
- 恥ずかしさがない
- 自分好みの方法で勉強できる
デメリット✖️
- 発音が合っているのかわからない
- 教えてくれる人がいないので、自分で正解を探す必要がある
- 普段一人で勉強するのが好きでもたまに寂しくなる
一人でできるアウトプット方法3つ【英語以外にも使える】
私が実際にやってみて効果のあった家でできるアウトプット方法を、スピーキングの練習方法2つとライティングの練習方法1つを選んでご紹介していきます。
スピーキング練習方法①:シャドーイング
語学勉強のアウトプット方法といえば、ディクテーションとシャドーイングが特に有名ですよね。
- ディクテーション→聞き取ったことを書きとる練習
- シャドーイング→聞き取ったことを声に出してコピーする練習
スピーキングの練習として、私も日本にいた頃からシャドーイングをやっていて、今でもよく練習します。ただ、私のやり方は一般的に紹介されているシャドーイング方法にちょっとオリジナリティを加えたものです。
喋り方のクセ、感情表現、手の動きなどもコピーする
私がシャドーイングの練習に使っているのは、主にYoutubeです。他に素材をピックアップできそうなのは、
- Netflix
- TED
- シャドーイング練習用の書籍
などがあります。
☝️オリジナリティポイント
練習に使用する素材が学習用の素材であれば難しいのですが、Youtubeの動画などを見ながらシャドーイングを練習する場合は私はこんな風に工夫しています。
それは「喋っている人のクセ、声のトーン、感情表現、ボディーランゲージなどもコピーしてみる」です。
例:楽しい、明るい感じの動画→明るいトーンでウキウキしている感じで喋る
シリアスで真面目な感じの動画→表情も真面目に、声のトーンはちょっと下げて喋る など
また、見ている動画が何かの紹介やレビューをする内容の場合、同じアイテムを手に持ったり見えるように近くに置いたりして、あたかも自分が紹介しているかのようにコピーします。
例:本の紹介なら、同じ本を持っていなくても適当に本を手に持つ など
これをするメリットは「ただコピーして声に出すよりも頭に残る」ということです。
明るい動画をシャドーイングしている時のトーンの高さや感情表現、逆に真面目な動画をシャドーイングしている時のトーンの高さや感情表現など、ただ声に出すよりも記憶に残りやすいです。
シャドーイングのやり方5つのステップ
シャドーイングの正しいやり方は、通訳・翻訳で有名なサイマル・アカデミーで解説されている英語のシャドーイング方法の説明を引用します。
1.リスニング
まずはテキストを見ずに全文を聞きます。何の話題について話されているのか、ざっくりと全体の意味をつかんでみましょう。
2.シャドーイング(1回目)
テキストを見ずに、聞こえてくる英文だけを頼りにシャドーイングします。シャドーイングの音声は録音して、後で確認できるようにします。途中でつまずいても止まらず次に進むことが大切です。発音、イントネーション、リズムに注意しながらシャドーイングをしていきましょう。
3.録音した音声を確認
自分のシャドーイング音声を聞いて、発音できていなかったところ、ついていけなかったところ、英語のリズムやイントネーションなどを確認します。
発音できていなかった単語はもちろん、しっかり声を出してリズムの良い、抑揚のある読み方になっているでしょうか?
4.トランスクリプト(テキスト)を確認
トランスクリプトを見て、文章全体の内容やメッセージを把握したり、聞き取れなかったり単語やわからない単語の意味を確認します。
5.シャドーイング(2回目)
テキストを見ずに録音もしながら2回目のシャドーイングに挑戦します。文章の意味や単語を確認した後なので、1回目よりもできているはずです。
また、1回目で声が小さかったり、抑揚がないシャドーイングをしていた場合は、その点にも注意しながら練習すると効果的です。慣れてきたら文章の意味にも意識を向けながら、練習を重ねていきましょう。引用:サイマル・アカデミー「シャドーイングの方法」
💡どの言語のシャドーイングでも良いですが、上記のステップ2とステップ5に、先にお話しした「喋っている人のクセ、声のトーン、感情表現、ボディランゲージ」も追加してコピーしてみましょう!
YoutubeやNetflix、TEDなどであればこんな感じで応用できます。
ステップ①:字幕なしで動画を再生、リスニング
ステップ②:字幕なしでシャドーイング(1回目)
ステップ③:字幕をONにして動画を再生、わからない単語や表現を確認、内容を把握する
ステップ④:字幕なしでシャドーイング(2回目)
💡TEDには動画のスクリプトがありますが、YoutubeやNetflixにはありません。
ステップ③で動画の内容を文字おこしてしてスクリプトを作ってみてもいいと思いますが、時間がかかるので、5分ほどの短い内容の動画を使うのがいいと思います。
スピーキングの練習方法②:動画と会話する
ちゃ、ちゃんと説明します!
これは「動画を再生して、喋っている人にレスポンスをする」という方法です。最近やり始めた方法なのですが、効果があると感じています。
私は今カナダに住んでいて、海外で留学・就職をし、生活している身ですが、カナダ人の友達は一人もいません。
同じ趣味を持った人同士が集まるミートアップのようなイベントにも行ったことがありません。
正直、生活する上で必要な時に必要なだけしか英語は喋っていないです。
韓国語と中国語に関しては、ネイティブの友達が数名います。
ですが、ネイティブの友達がいない状況でもこの方法はアウトプットに効果的だと思います。
また、この方法のメリットは2つあります。
- 実際に誰かと会話しているような、自然な会話の練習になる
- 表現や単語を強化できる
それでは、ステップを解説していきます!
動画と会話する方法のやり方4つのステップ
やり方はとってもシンプルです。
ステップ①:動画を決める(自分が勉強したい言語で喋っているもの)
💡どんどん自分の声を出していくのが目的なので字幕はONでもOFFでも構いません
ステップ②:動画を再生しながら、実際に喋っている人と会話しているようにレスポンスする(下記で例を載せます)
💡疑問に思ったことを質問してみたり、意見を言ってみたり・・・心の中でレスポンスしたことを口に出してみましょう!
💡ひたすら喋っているだけの動画でレスポンスする間がない時は、再生速度を遅くしたり、いったん動画を止めたりしてレスポンスするのもGOOD!
ステップ③:レスポンスする時に「あれ、この単語◯◯語でなんていうんだろう?」「日本語でこういう表現は◯◯語ではなんていうんだろう?」となったら調べる
ステップ④:動画を少し巻き戻して、調べた単語や表現を使って同じところでレスポンスし直す
もう少しわかりやすく、英語のYoutube動画を例として載せてみます!
動画タイトル:How long doest it take to be fluent in a language?
投稿者:Lindie Botes (購読者数18万6000人、語学勉強系Youtuberです!)
動画はこちらからご覧いただけます
動画内容(抜粋):
Lindie: Welcome back to my channel. This is Lindie if you haven't met me before and I love the languages.
Lindie:私のチャンネルへようこそ!もし私に会ったことなかったら、私の名前はLindieで、言語がだーいすき!
自分: (初見です!初めまして。私も言語好きです!何ヶ国語喋れるんですか?)←心の中でのレスポンス
Hi Lindie! Nice to meet you, I'm ◯◯ and I love the languages, too. How many languages do you speak? ←実際に口に出す
〜※実際の会話ではないので、自分の質問に答えてくれないことがほとんどです〜
Lindie: Today we're talking about how long it takes you to get to fluency to learn a language.
Lindie: 今日は語学を勉強してどのくらいで流暢になるのかについてお話ししていきます。
(中略)
So, sometimes they'll discover that you've been learning a language for five years and someone's been learning it for two years and they are way more fluent than you.
時々、自分はある言語を5年勉強していて、誰かは2年しか勉強していないのに自分より超上手いってことがありますよね。
自分: (自分です、それ。英語5年も勉強してるのになんか上手くなってる気がしなくて・・・)
Yeah, it's totally me. I've been learning English for five years but I don't think...ん?
上手くなるってなんて言うんだ?
↓
「上手くなる」を調べる=improve
↓
Yeah, it's totally me. I've been learning English for five years but I don't think I'm improving.
Lindie: It's because of immersion and how much exposure they have to the language.
Lindie: それは、その言語にどれだけ触れているかと言うことが関係します。
・・・
こんな感じになります。
💡先に紹介したシャドーイングで新しく覚えた単語や表現を、会話練習で実践してみるとさらに記憶が定着します!
ライティング練習方法:これに尽きる
ライティングに関しては、私は頭に浮かんだことをその言語でとにかく書く!タイプする!ことが大事だと思っています。
これには、以下のような方法がオススメです。
- 日記
- SNSをその言語で更新する
- 何かをメモする時もその言語で(単語だけとか部分部分だけでも)
また、資格対策などでフォーマルな言葉や文法のライティング練習をしたい時は
- ニュース記事を丸ごと書き写す
のがオススメです。
これは、私が毎日書いているipadのスケジュール帳です。日本語・英語・韓国語・中国語でその日やることを書いています。
まとめ:効果的な方法で練習すれば一人でもアウトプットを強化できる
一人でアウトプットの練習をするのは難しいと考える人が多いかもしれませんが、効果的かつ自分に合った方法でアウトプットの練習をすればある程度の効果が見られます。
また、今は会話力に自信がないから一人で練習したいと言う方も、練習を重ねて自信がついてきたら実際に人と話してみたりオンラインレッスンを受けてみたりするのもいいと思います。
おうち時間を有効に活用して、効果的なアウトプットを見つけてみてください。
それでは次の記事でお会いしましょう!
こちらの記事では、Youtubeを使って自然な中国語を勉強する方法を解説しています↓

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